楽天市場で売れ続ける商品を作るためにするべきこと

楽天市場で売れ続ける商品を作ることは簡単ではなくなってきています。

商品の移り変わりの速さや、競合の対等、楽天市場の仕組みの変化、海外（アジア）勢が安価な同等商品販売をスタートさせたりと、日々売れ続ける商品を作ることは楽天市場では難しくなってきているなと感じています。

ただし！！売れ続ける商品は作れないわけではないと思っています。

基本的なポイントを押さえて商品ページ構成を考えることが出来れば、どんな市場でも売れる商品は作れると思います。

自社、競合、市場の理解を深め、商品の強みを活かして商品を中心としたお客様の利用シーンのストーリーを考え、自社商品のこだわりを徹底的に考える。

上記を商品ページにわかりやすくイメージや言葉で伝え、数字で結果を分析する。

それを情熱を持って実行することで、お客様の幸せは作り出せると思います。

これを継続するためには、自分達も楽しみながらそれが出来れば、自然とお客様がリピーターになってくれたり、周りの人に話してくれたりして、商品需要が高まっていくと思います。商品が好きになれば、もっとこの商品をこの人に使って欲しい！やこんな使い方も出来るのに！ということが多々出てくると思います。

楽天市場内はリアル店舗やgoogle検索やSNSとはまた違った競合が存在しています。それは楽天検索サーチからの流入や楽天ランキングからの流入、楽天広告からの流入など、楽天のモールから自社の店舗に流入される方が全体の５割以上になることがほとんどのためです。

自分達の店舗の売れ筋商品の主要流入キーワードが楽天分析では分かりますので、その楽天市場検索キーワードで検索して出てきた商品を確認してみてください。

御社よりも安価で売れている商品など多数出てくると思います。

実店舗であれば競合としては出てこないような商品ばかり出てくるかと思います。

そこに出てくる商品は、全て御社の競合と楽天市場の場合は考えないといけません。

たまに、広告を大量にかけてその時だけ売れている商品や、流行りでたまたま急に売れたり、インフルエンサーさんが紹介してくれてその時だけ売れたりなどのラッキーな売上アップで良いと思われている方がいらっしゃいます。

ただ楽天運営の成功は継続的にお客様に利用し続けてもらえたり、紹介をしてもらえる商品を作らないと、新規のお客様の獲得費用が増える一方で、競合が増えていき、利益が伸びることなく商品が売れなくなっていきます。

そのような一時期売れていたけど、売れなくなったなどという店舗様を残念ながら見てきた経験が何度もあります。

売れない理由を考えるのは簡単で、なんとなくその時の対策で「検索対策やりました」や「競合の価格が安くなったからもううちは売れない」など、一見もう手がつけられないというような声をいただくこともよくあります。

ただほとんどの場合やりきれていないにもかかわらず、売れないと思っている方が多いです。

頭が擦り切れるまで考えた先には、まだまだやりきれていないことは、たくさんあります。

それを考えられてこそ売れ続ける商品をつくれたということになると思います。

やり切るためには、しっかりとした市場の調査や分析、お客様目線での商品ストーリー開発が必須となります。

何よりも、楽しみながら、諦めずに本気で実行し続ける、モチベーションをチームや店舗で持ち続けられることが重要になると思います。

まずは下記のような自店舗商品のポジショニングを考えるようにしましょう。

こう言った考える手順やポイントを押さえていけば売れ続ける商品ページは作れますので、ぜひ3つのポイントを押さえた商品ページ作成を心がけてください。