楽天市場の数字分析指標1「売上=アクセス×転換率×顧客単価」
1.売上数字(昨年対比、月次、日時)
売上、アクセス、転換率、顧客単価
ECにおいては1番基本的な指標です。
売上の構成要素は色々ありますが、楽天市場運営においては、最も大切な指標です。
売上
売上のチェックはまず月次の売上指標を昨年対比と比較してどれくらいの進捗かを確認する必要があります。
昨年よりも上がっていればその理由を考えて、売上以外の指標でその考えがあっているか確認していきます。売上が下がっている時も同じです。
月次売上のチェックをしたら、次は日時の売上比較を昨年対比と確認して、どの日に売上が良かったり、悪かったかを確認します。
お買い物マラソンや楽天スーパーセールなどの企画時期が変動が大きいのか、それともそれ以外の平月なのかを確認していきます。
次のチェックはその売上変動はアクセスの変動によるものなのか?それとも転換率による変動なのか?を日時の指標でさらに深掘りしてチェックしていきます。
このように売上の変動がどの要因で起きているかを数字でしっかり把握してください。
この指標が把握出来ていないと転換率が足りてないのに、さらに売上に関係ない無駄なアクセスをお金をかけて集めてしまったり、アクセスがないのに商品ページを改善して転換率対策ばかりをしてしまい、売上が改善しないということが起きてしまいます。そういったことが起きないように原因をしっかり突き止めていきます。
病院のお医者様もまず必ず診断をして、体調が悪いのは何が原因かを調べて対処をしていると思います。
いきなり注射を打ったり、薬を出すお医者様はいないと思います。
楽天市場の運営において、現状の売上を昨年対比などと比較しながらチェックすることは、熱が何度かをチェックするくらい基本的な数字のチェックになりますので、必ずチェックをするようにしてください。
※昨年対比がまだ無い出店した店舗様の場合などは前月比などと比較するようにしましょう。